遺品整理を行う際に注意するべきポイントについて解説!

公開日:2022/03/01

大切な家族や親族が亡くなった際、残された遺族は遺品整理を行う必要があります。遺品整理とは、故人の遺品を整理して処分したり遺族間で引き取ったりすることです。しかし、何から始めたらいいのかわからないという方も少なくありません。そこで本記事では、遺品整理を行う際に注意するべきポイントについて解説します。

遺品整理を行うべきタイミング

遺品整理は人生で何度も経験することではないため、まず何から始めるべきか、いつ開始するべきか悩む方も多いでしょう。しかし、遺品整理は終わらせるべき期日が明確に決まっているわけではありません。

また、大切な家族や遺族がなくなって間もない頃は、悲しみが大きく遺品整理に取り掛かることのできる精神状態ではない方も一定数います。つまり、遺品整理を行うべきタイミングは、気持ちの整理がいたタイミングで始めることが最適であるといえます。

また、遺品整理は一人で行うのではなく、遺族が協力して行うケースが一般的です。そのため、葬儀後すぐに遺品整理が行えない場合は、四十九日や百日法要など遺族が集まる日に合わせて遺品整理を行います。つまり、遺品整理には明確な期限がないため、心の整理がつき、遺族が集まれるタイミングで進めていくケースが多いのです。

しかし、遺品整理を急いで行わなければならないケースもあります。たとえば、故人が賃貸物件に住んでいた場合、遺品整理を行い、解約手続きを完了させるまで賃料が発生してしまいます。つまり、入居時の契約にもよりますが、故人が賃貸物件に住んでいた場合は、速やかに遺品整理を行い、解約手続きを完了させる必要があるのです。

また、遺品整理は物件本体や住居にあるものだけでなく、自動車も整理の対象となります。駐車場の費用が毎月かかる場合は急いで処理する必要がありますが、駐車料金がかかっていない場合は後回しにしてしまいがちです。しかし、放っておくと税金の請求がきてしまうため、使用しない場合はできるだけ早めに売ったり廃車にしたりするなどの適切な対応をしておくことがおすすめです。

遺品整理を行う手順

遺品整理に取り掛かる際、まずは遺言書やエンディングノートがあるかどうかを確認します。そして、もし、遺言書が見つかった場合は勝手に開封してはならないということを覚えておくことが重要です。なぜなら、変造や偽造を防止するために家庭裁判所の検認が義務付けられているからです。

そして、遺言書には法的な効果があるため、記載内容に従って遺品整理に取り掛かる必要があります。一方、エンディングノートには法的な効果がありません。そのため、記載内容に従うかどうかは相続人や遺族同士で相談して決定できます。

そして、次に遺品整理に必要なものを準備します。準備が必要なものとして、服装とモノの2つに大別できます。服装は、動きやすく汚れても問題のない服を着用します。さらに、軍手とマスク、厚手の靴下、室内用シューズを着用しておくことをおすすめします。

なぜなら、遺品整理は家具・家電の片づけをはじめ、生活ごみや生ごみ、水回りの清掃なども必要であり、汚れることが想定されるからです。そのため、怪我や事故のないよう、身を守ることのできる服装で行うことが大切なのです。そして、モノではゴミ袋やガムテープ、段ボール、ハサミ・カッターナイフ、油性マジック、メモ用紙などを準備します。

3つ目のステップは、故人の残したすべての物品を分別することです。分別の種類には保存と処分の2つに大別できます。そして、保存する物品の中で形見として置いておくものと、相続するものに分別します。一方、処分する物品では売却・寄贈・処分の3種類に分別します。

そして、4つ目のステップは、仕分けが完了した遺品を適切な方法に従って廃棄することです。保管しておくものや相続する物品は、新たな所有者が引き取って処理が完了しますが、処分する遺品に関しては自治体の指定する処分方法に従って処理をする必要があります。

遺品整理を行う際に注意するべきポイント

遺品整理を行う際、注意点を理解して進めておかないと思わぬトラブルになる恐れがあります。そこで、遺品整理での注意点についていくつかポイントを紹介します。まず、遺品を処分する際は必ず親族に相談するということです。なぜなら、不要だと思って処分してしまった遺品が、別の親族が引き取る予定だったものだったというケースがあるからです。

次に、故人が第三者と遺品について約束している場合に注意が必要です。たとえば、故人が生前に友人や知人と遺品を渡す約束をしているケースがあり、第三者が遺品をもらい受ける約束をしたと主張してくる場合があるのです。そこで、第三者から遺品に関する申し出があった場合の対応について、事前に親族同士で話し合っておくことをおすすめします。

 

遺品整理を自力で行うには、精神的・肉体的に大きな負担がかかります。そこで、急ぐ理由のない場合は、気持ちの整理がついたタイミングでゆっくり遺品整理を進めていくことをおすすめします。また、とくに準備をしないまま遺品整理に取り掛かってしまうと作業効率を悪化させてしまうケースがあります。そのため、事前に入念な準備を行い、トラブルにならないよう対処した上で遺品整理を開始することが大切です。

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