香川県でおすすめの遺品整理業者をランキング形式で紹介します！

遺品整理の作業は、必要なものといらないもの、相続関連の書類に通帳、骨董品など、さまざまな種類の遺品の重要性を確認しながら行わなければなりません。時間に余裕があるならまだしも、遠方に住む親が亡くなったといった事情なら、整理する余裕はないでしょう。

家の片づけサービスを代行してくれる業者は存在しますが、遺品整理となると事情は変わってくるので、適切な作業をしてほしいのであれば、「遺品整理業者」の利用をおすすめします。遺品整理業者に依頼する場合、次のポイントを知っておかなければなりません。

・遺品整理は業者に依頼すべきか？
・業者はどこまで対応できるのか？
・業者を選ぶ基準は？

少なくともこれらの疑問は解決しておかないと、業者選びも遺品整理も、失敗する確率が高くなってしまいます。そのため当サイトでは、しっかりとこれらの解説を行っているので、ぜひ目をとおしてみましょう。

またWEBアンケートの結果をもとに、おすすめの遺品整理業者をランキング形式でご紹介しています。ほかにも「遺品整理業者の料金相場」「遺品整理作業の流れ」なども解説しています。

遺品整理業者のことや作業内容だけでなく、このような基本的な知識をもっておくと、いざというときに役立つでしょう。あらかじめ当サイトの解説を把握しておけば、遺品整理業者選びで苦戦せずに済みますよ！

故人の思い出が詰まった遺品は、身内だからこそ処分できない場合もあります。そんなときは、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。しかし、中には悪質な遺品整理業者も存在するので注意が必要です。この記事では、悪質な遺品整理業者の特徴と、業者とのトラブル回避方法について解説します。

悪質な遺品整理業者との間で起きがちなトラブル

悪質な遺品整理業者と依頼者の間では、実際にどんなトラブルが起きているのでしょうか。

高額請求

見積金額よりも、かなり高額な費用を請求されるケースがあります。スタッフ人数や作業が追加になったという理由で、追加請求するのです。作業当日になって、見積より100万円以上高い金額を請求する場合は悪質といえます。

安値の買取

価値がある遺品は、処分ではなく買取対象になります。しかし、宝飾品や骨とう品などは、その価値がわからない依頼者も少なくありません。専門的な知識がないことに漬け込んで、相場の半分などの安値で買取する業者もいます。

不法投棄

処分コストを浮かせるために、回収品を不法投棄する業者もいます。山林や空き地など、目につきにくい場所に捨ててしまうのです。不法投棄は犯罪ですし、環境や近隣住民にも悪影響を及ぼします。

盗難

依頼主が予想もしていなかった場所から、宝石やお金などの貴重品が見つかる場合があります。悪質な業者の中には、依頼者に言わずにスタッフが内緒で持ち帰るケースもあります。これは窃盗です。

雑な作業

遺品の仕分け作業や運び出し作業が雑なために、トラブルも起きています。遺品の中には、通帳、土地の権利書などの重要書類も含まれています。また、故人の思い出が詰まった形見分けの品も含まれます。

作業が雑であるため、大切な遺品に気づかず捨てる、壊してしまうというトラブルが起きるのです。また、作業中に床や壁を傷つけるケースもあります。これらは業者のスタッフ教育に問題があるといえます。

悪質な遺品整理業者の特徴とは？

悪質な遺品整理業者には、いくつかの特徴があります。

訪問見積もりをしない

電話で見積もり金額を伝えるだけで、訪問見積もりをしない業者は注意が必要です。実際に遺品整理の作業をした後で、予想外の追加料金を請求される可能性があります。必ず事前に訪問見積もりをしてもらい、不安な点はよく確認してから契約しましょう。

料金が安すぎる

高額請求してくる業者は避けたいものですが、その反対に相場よりかなり安い値段の業者も要注意です。スタッフの数を少なくして人件費を切り詰めている、不法投棄している、などの可能性が考えられます。

遺品整理業者とのトラブルを回避する方法

大切な遺品の処分を任せるのですから、遺品整理業者とは円滑にやり取りしたいものです。業者とのトラブルを回避するためには、どんな点に気をつけたらいいのでしょうか。

見積依頼する

料金のことでトラブルにならないために、訪問見積もりは必ずお願いしましょう。実際にスタッフに会って説明を聞くことで、信頼できる業者か判断できます。追加費用が発生する可能性はあるか、いくらくらい追加されるのかも、よく確認しておきましょう。

資格や許可の有無を確認

最も大切なのは、一般廃棄物収集運搬業許可を持っているか確認することです。許可を持っていない業者は、遺品を廃棄場へ持ち込めません。持っていない業者は、許可を持っている別の業者と提携しているはずです。

また、古物商許可を持っていないと、遺品の買取は行えません。その他にも、遺品整理士の資格を持つスタッフがいれば安心です。遺品整理の専門知識を持っているので信頼できます。

口コミを確認

周りに利用者がいれば、ぜひ評判を聞いてみましょう。最近では、ネットでも遺品整理業者の口コミが載っているので、悪い口コミがないか確認してみましょう。

万が一、遺品整理業者とトラブルになった際の対処法

遺品整理業者とトラブルになった場合は、どうしたらいいのでしょうか。泣き寝入りせずに、できることがあります。

相談窓口

不法投棄など、遺品整理におけるトラブルに遭った場合は、遺品整理不正防止センターが窓口となって相談を受け付けています。または、消費生活全般のトラブルに対応している国民生活センターに連絡しましょう。

警察・弁護士に相談

生活センターでは対応できない場合は、弁護士に相談する方法もあります。また、業者から危害を受ける恐れがある場合などは、迷わず警察を呼んでください。

悪質な遺品整理業者の特徴やトラブル回避方法について解説しました。悪質な遺品整理業者と契約しないためにも、事前に訪問見積もりを行いましょう。疑問点があれば相談して、気持ちよく遺品整理を行いたいものです。資格の有無や口コミも参考にして、適切な遺品整理業者を選んでください。もしもトラブルにあった場合は、速やかに警察などへ相談しましょう。

たとえば地方に住む家族が亡くなったという場合、遺品整理を自分で行うのは難しいため、業者への依頼を検討することになるでしょう。しかし遺品整理というデリケートな仕事を、赤の他人におまかせするのは心配かもしれません。

そこで遺品整理を業者へ依頼することに、どんなメリットがあるのかを知れば、きっと安心して依頼することができるでしょう。

時間の節約

遺品整理は四十九日法要や初盆供養に一周忌など、遺族一同で集まる際に行われる傾向にありますが、そのあとに遺品整理を行う時間を作るのは大変でしょう。また遺品が大量にある場合は、遺族総出でも片付けるのは困難ですし、賃貸物件なら早めに遺品整理を行わなければなりません。

そのため早めの遺品整理や、片付ける時間がないという場合に、遺品整理業者ならすぐに対応してくれるというメリットがあります。

精神的負担の軽減

大切な家族を亡くした方にとって、遺品整理は精神的負担がともないます。また、すでに持ち主がいないので、どのように処分したらいいのか判断に困ることもあり、それも心理的な負担となってしまうでしょう。

しかし遺品整理業者には、遺品整理士という専門の資格を保有するスタッフが在籍していることも多く、そのような人は遺品を大切に扱うプロなので、遺族に配慮して対応してくれます。

体力的負担の軽減

遺品整理は家の広さや物量によっては、非常にキツい作業となるでしょう。困難案件と判断された場合、プロでも3日～5日かかることがあるようです。

またエレベーターのないアパートやマンションで作業する場合は、大型家電・家具などの搬出がさらに重労働となるでしょう。自治体のごみ処理施設への持ち込みもトラックを手配する必要があり、ゴミの分別に荷物の積み下ろしなど、すべて自分たちで行うのはかなりの労力となります。

しかし遺品整理業者では、これらの搬出をすべて代行しているため、そのような負担を一身に引き受けてくれるでしょう。

大切な遺品を捜索

相続を行う段階になると、相続する不動産や貴重品の書類がどこに保管されているのかわからない、といった事態もしばしば起こります。さらに故人が認知症だった場合だと、部屋がゴミ屋敷のようになっていることも多いため、遺品整理業者ではそのような場合に備えて、大切な遺品の捜索も行っています。

特に経験豊富なプロであれば、ただ捜索するだけでなく、そのためのノウハウもあるため発見する確率も高いでしょう。

相続問題の分野にもアドバイス

相続関連の問題を素人だけで解決するのは、非常に難しいでしょう。よくあるのは相続手続き、空き家対策、デジタル遺品整理（デジタル機器のデータやネット上の登録情報）といったものですが、遺品整理業者ではこのような悩みに対応していることもあるので、もし相続のことで何かわからないことがあれば、聞いてみることをおすすめします。

遺品の供養や買取にも対応

遺品整理業者には古物商許可証をもつところもあり、遺品の買取に応じてもらえることもあります。遺族が誤って価値のある骨董品を処分してしまうこともあるため、専門資格をもつ遺品整理業者が対応すれば、適正価格で引き取ってくれるでしょう。

また状態や新しさにもよりますが、家電・家具・書籍なども買取に対応しています。ほかにも神棚・仏壇・位牌・人形など、処分する前に供養したいものがあれば、適切に供養してくれるでしょう。

遺品整理業者を依頼することには、上記のようにさまざまなメリットがあります。といってもメリット以前に、自分たちだけで遺品整理をするのは現実的に難しい、ということが基本的に大前提としてあるでしょう。

引越しなどもそうですが、片付けようとしたら思った以上に物量があり、遺品整理となれば供養や処分する手間も余計にかかるため、自分たちだけで整理するのは限界だと感じるのは必至です。そのような状況になると仕事をしている人には余計に荷が重いですし、やはり遺品整理業者に依頼することを視野に入れるのがよいでしょう。

身内が亡くなったら、ただ遺品を片付ければいいというわけではありません。いるもの・いらないものに分けるのはもちろん、貴重品の捜索に、必要はないけど捨てられないものが出てきた場合など、その作業は幾多の困難の連続となります。

そのたびに臨機応変に対応してくれるのが遺品整理業者の仕事なのですが、一体どのような業務を行っているのでしょうか。

仕分け

遺品には家具や家電、宝飾品といったように、今後も使いたいものや保管しておきたいものもあります。しかし遺品によっては、「置いてあると困るけど、かといって処分していいかわからない」というものも、どんどん出てきてしまうでしょう。

しかし一軒家クラスになると遺品が多くなり、貴重品と処分品を仕分けるのにかなりの労力を割いてしまいます。また素人目では無価値に思える品も、実は希少なものだったということもあるでしょう。

そのため自分だけで仕分けをするのは、誤って貴重品を処分してしまう危険性があります。そうならないよう遺品整理業者では、貴重品と不用品を分別するための仕分けサービスを実施しており、価値のあるものとそうでないものを、しっかり判断できるプロが仕分けしてくれます。

とはいえ、思い入れのある遺品を他人が仕分けるのに抵抗を覚える方も、少なからずいらっしゃるかもしれません。しかし遺品整理業者は遺族に配慮することを前提としており、遺族の立会いにも基本対応しているので、その点に関しては安心でしょう。

遺族の立会いに応じている業者は、自分たちの仕事を見られることに問題がない、という裏付けでもあるので、適切な仕分けや遺品を大切に扱ってもらえることが期待できます。

貴重品の捜索

遺品整理ではよく、次のようなトラブルが起こっています。

・遺言書があるはずなのに見当たらない
・遺産相続のための土地関係の書類がどこにもない
・多額のお金を積んだという通帳が見つからない

遺品整理を生前行うことに対して、不吉だという見方もまだあるためか、このような問題は現在でも日常的に起こっているのが現状です。しかし見つからなければ、遺族が困るのは明白でしょう。

そのため遺品整理業者は、このような重要書類や貴重品などを探索するサービスを提供しているところも珍しくありません。また、こちらでは把握していない重要であろう書類や品物があった場合も、作業中に発見したら報告・相談してくれることもあります。

ちなみに重要書類を探しているときに、あまりにも書類の量が多いようだと、素人目で見たら手をつける前に挫折してしまうでしょう。量が多くなるにつれて判断することも増えるため、不要な書類、特に機密書類が大量にあれば、処分するのにも苦労します。

クリアファイルやバインダーなどに挟んであれば、燃えるゴミと燃えないゴミに分別するのも大変でしょう。しかし遺品整理業者ではファイルなども含めてまとめて処分しており、溶解処理をしているときにはその証明書も発行している場合があります。

不用品の買取

まだ使える家具や家電があれば、リユース・リサイクル品として買い取っている遺品整理業者も存在します。しかし買取と聞いて、「古いものばかりで買取は無理だろう」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

しかし幅広い流通網をもつ業者であれば、国内だけでなく東南アジアをはじめとする海外への輸出ルートをもつ業者も存在します。そのような業者であれば、買取に応じてくれる可能性が高いといえるでしょう。

買取額が多いようなら、利用料金にあてて費用を浮かせることができ、もし高値がつくようなら、お金を支払うどころか黒字になって戻ってくることもあるので、故人が骨董品収集などに凝っていた場合は期待がもてるかもしれません。

遺品整理業者は、プロの視点で故人や遺族に配慮し、素人だけでは手の回らないところもスムーズに対応してくれることがわかりました。自分たちだけでは仕分けに限界があり、貴重品を探すつもりが、誰かがうっかり捨ててしまった、なんて不安もあります。

しかし遺品整理業者に依頼すれば、そのような事態を防ぐことができるでしょう。

実際に遺品整理業者を依頼しようにも、どのくらいの価格帯になっているのかが気がかりですよね。そのためここでは、遺品整理業者の料金相場についてご説明します。

間取りごとの料金相場

遺品整理業者の基本料金は、主に部屋の大きさによって設定されています。なお相場は、次のようになるでしょう。

【1R・1K～】
1R・1K：3万～8万円
1DK：5万～12万円
1LDK：7万～20万円

【2DK～】
2DK：9万～25万円
2LDK：12万～30万円

【3DK～】
3DK：15万～40万円
3LDK：17万～50万円
4LDK：22万～60万円

これらの料金はあくまで目安となりますが、見積依頼をして、もし上記より不自然に高い金額になっていたら、理由を確認するようにしてください。実際に作業が開始したら、現場でどんどん追加されてしまっても断りにくくなってしまいます。

そのため一見安いようでも即決はせず、反対に高い場合もこちらが希望していないオプションが付加されている可能性もあるため、必要な作業だけで構成されているプランになっているかどうかを、遺族同士でよく話し合って決めるようにしましょう。

料金表に含まれる作業内容の内訳

遺品整理の利用料金は、次の作業が主な内訳となるでしょう。

・不用品の回収・処分
・要不要の仕分け
・貴重品（遺言書・契約書・通帳など）の捜索
・買取査定（利用料金から査定額分を値引き）
・合同供養（写真・人形など）、作業後の清掃

なお料金相場に幅がある理由ですが、処分量の多さや普通の方法では処分できないといった条件によって、料金が変動することも関係しています。たとえばワンルームであっても、処分したいものが多ければ処分費用がかかってしまいますし、広い部屋であっても荷物が少ないときや、新しく状態のいい家具・家電の買取を希望する場合は、安く済ませることができるでしょう。

また4LDKの1部屋だけを希望するといった場合は、1R・1Kの料金が適用されることになります。ほかにも建物状況や周辺環境が、価格に影響することもあるでしょう。

たとえば、業者のトラックと作業する家が近い場所にあれば、作業はスムーズに進むため価格が上がるようなことはありませんが、マンションの上の方の階でエレベーターなしの作業をする場合は、料金が上がりやすくなっています。遺品整理業者の料金は、まず部屋の広さを基本に設定し、そこからさまざまな要因で上がっていくことがわかりました。

また特殊清掃が必要な場合や分別に困る処分品があったりすると、オプションサービスの利用が欠かせなくなり、こうした変動が起こることが想定されるので、それらも想定した上で見積依頼をしてみましょう。

トラブルが発生することのないよう、スムーズに遺品整理の作業を進めるには、全体の流れを依頼人側も把握しておく必要があります。実際にどのように進んでいくのか、順を追って見てみましょう。

依頼～完了までの流れ

遺品整理業者に依頼し、作業が終わるまで次のように進んでいきます。

①問い合わせ
遺品整理業者に問い合わせて、現地調査のスケジュールを設定してください。

②現地調査・見積り
指定日時に業者が現地へ訪問し、家財の量・状況、買取品の査定、処分量をチェックして作業に必要なスタッフの人数を計算し、見積りを出してもらいます。探してほしい遺品や、さわらないでほしい場所、残してほしい遺品などがあれば、詳しく伝えておくようにしましょう。

③契約
作業内容と見積りの明細をしっかり比較・検討した上で、最適な条件の業者と契約しましょう。

④作業
作業予定日に業者が訪問し、仕分け・梱包・搬出・清掃を行っていきます。なお大切なものがある場合は、事前に回収しておくようにしましょう

⑤支払い
作業後は依頼人が作業内容を最終チェックし、所定の費用を支払って完了となります。

作業当日の主な流れ

続いて、作業当日の流れを見ていきましょう。

①事前ミーティング
当日の作業の流れや注意点などを話し合い、共有事項を最終チェックしていきます。

②養生
荷物の搬送にあたり、物件が傷つかないように養生します。集合住宅であれば、エレベーターの共用部分なども保護することになるでしょう。

③仕分け・分別
遺品整理にあたり、仕分けや処分品の分別を行っていきます。

④遺品の梱包・搬出

⑤現場の清掃

⑥現場の最終チェック・清算
作業が終了したら依頼人が現場を確認し、問題なければ費用を支払いましょう。

作業時間は、1Kであれば約1時間、1LDK以上なら3～8時間となります。一戸建て住宅丸ごとで作業する場合だと、数日かかる見込みとなるでしょう。

なお遺品整理業者に依頼する際は、まず出張料金が無料になっていることを確認し、同じ条件で複数の業者へ相見積りをとって、作業明細と費用を比較してください。

遺品整理作業は、大体上記の流れで進むことを把握しておくと、予期せぬトラブルが起こりにくくなり、当日に何の問題もなく作業を進められるようになります。ぜひ上記を参考に、遺品整理業者へ依頼するようにしましょう。

ここまで遺品整理業者のメリットやサービス、料金などについて解説してきましたが、ここからは事前に行った遺品整理業者選びに関するWEBアンケートの結果を見ていこうと思います。

遺品整理業者への依頼を検討している方を対象に「遺品整理業者を選ぶ際、どんな業者であれば安心して依頼できますか？(複数回答可）」という質問をしたところ、結果は上記のグラフのようになりました。多数の回答をいただいた項目から順に、ひとつずつチェックしていきましょう。

まず1番回答が多かったのは「詳細に見積りを作成してくれる」で、26％でした。遺品整理サービスの利用機会はそう多くあるものではないため、一般的に詳しくない方が大半だと思います。

そのため、誰でも分かりやすいように詳細な見積もりを作成してくれるかという点が重要視されているのも分かりますね。また複数業者の見積もり比較検討の際にも、サービス内容の細やかさは大きなチェックポイントになるでしょう。

2番目に回答が多かったのは「スタッフの対応がよい」で、24％でした。遺品整理という作業の性質上、非常にデリケートな対応を業者に求める方は、やはりそれなりに多いようです。

依頼前にスタッフ対応をチェックする方法としては、電話での問い合わせや現地調査の際に、言葉遣いや態度を確認するのが効果的かもしれません。3番目に回答が多かったのは「必要な資格を所持している」で19％、そして同系統で4番目に回答が多かったのは「協会に認定されている」で、17％でした。

実際遺品整理業者に資格は必須というわけではありませんが、一般社団法人 遺品整理士認定協会が発行している「遺品整理士」という資格を持っているスタッフがいると、信頼度は非常に高くなるでしょう。5番目に回答が多かったのは「買取や供養などのサービスも行っている」で、15％でした。

遺品整理業者の中には遺品の買取や供養、清掃やリフォームなどさまざまな付随業務を行っているところもあるため、気になる方はあらかじめ調べておくとよいかもしれません。

ここまでアンケート結果をもとにお伝えしてきましたが、ほかの方がどのような基準で遺品整理業者を選んでいるのか、知ることができたのではないでしょうか。次の見出しからはこれらを踏まえ、香川県の遺品整理業者の選び方について紹介するので、ぜひ最後までご覧になってください！

いざ香川県内で利用できる遺品整理業者を探そうにも、業者の数が多く、どこを選んでいいのかまったく見当がつかないという方も多いのではないでしょうか。そのためここでは、業者の選び方についてチェックポイントを解説していきます。

見積り内容

現地調査やヒアリングのあとは、その内容にもとづいて見積りを出すことになりますが、見積書をチェックする際は作業内容や料金の内訳がしっかり記載されていることを確認するようにしましょう。たとえば悪徳業者の手口の中には、最初は見積りを安く出し、作業後に見積書以上の費用を請求するケースもあります。

見積りについては、次のポイントに気をつけるようにしましょう。

見積書を提出してくれる

必要な作業を割り出して見積りを書面で出すのは、まともな業者であればあたり前のことですが、悪徳業者の場合はその見積書を提出せず、あとで作業内容を変えて金額を追加する可能性があります。そのため見積りの際は、見積書をもらうようにしてください。

内訳が明確

見積書の内容は、細部までくまなくチェックしなくてはなりません。たとえば「作業一式」と書かれていた場合、何をしてそんな金額になっているのか、具体的にわかりませんよね。

また同じ料金だからといって、対応しているサービスがすべて一致しているとは限りません。その料金内にどんな作業が含まれていて、必要な作業をしてもらえるのか、不要なものまで入っていないかなどもチェックするようにしましょう。

追加料金を明記

悪徳業者には、「見積書にない作業を当日に依頼されたため、追加費用を請求します」などといいがかりをつけて、高額な費用を請求する手口を使ってくるケースもあります。そのため見積書に目を通す際は、追加料金が発生する可能性や条件などについて、しっかり明記されていることを確認するようにしましょう。

不用品の買取価格や処分費用の明記

不用品の買取価格（買取に対応している業者の場合）と処分費用についても、どれくらいかかるのかが明記されていることをチェックしましょう。

協会認定資格や許可・届出の有無

遺品整理業者のホームページを閲覧すると、しばしば「遺品整理士」というワードを見かけるかと思いますが、これは一般社団法人 遺品整理士認定協会が発行している資格になっています。この資格をもつ人は遺品整理の作業や心得について、およそ2か月にわたる講座を受けており、その上で遺品整理士として十分な資質をもっていることが認められたスタッフとなります。

しかし、遺品整理士の資格は要必須というわけでもありません。そのため中には、資格をもたずに営業している業者も存在します。

このような事情から遺品整理士という資格は、信頼性の指標となるため重要なチェックポイントでしょう。また遺品整理業者のサービスは幅広く、業務をまんべんなく行えるよう、遺品整理士以外にも許可・届出などが必要となります。

たとえば不用品の処分には、「一般廃棄物収集運搬許可証」を保有しているか、またはこの許可証をもつ業者に委託していないようだと、廃棄物を適切に処分することはできないでしょう。廃棄物の処分が不適切な方法で行われてしまうと、消費者側も罪に問われてしまう可能性があるため、十分に注意しなくてはなりません。

ほかにも家財の買取を希望する際は、「古物商許可」という許可をもっているかどうかも、必ずチェックしましょう。このような資格や許可・届出を公開している業者を選ぶようにすれば、質の高いサービスが期待できます。

スタッフ対応

遺品整理というのは、大変デリケートな作業になります。作業量の多さからして、いい加減になってしまう懸念もありますが、丁寧な対応ができることは非常に重要になるでしょう。

スタッフ対応を確認する方法としては、まず電話対応や現地訪問の際に言葉遣いを聞いて、詳しく説明してくれることや、身だしなみがきちんとしているかどうかをチェックしてみてください。またホームページと食い違う点があれば、その理由についても確認しましょう。

問い合わせの電話・メールでも、気になる点があれば質問し、親切な対応をしてくれるか確認してみてください。

そのほかのサービス

遺品整理業者に依頼するといっても、こちらが希望するサービスを必ずしも業者側が提供しているとは限りません。たとえば遺品整理“専門でない業者”に依頼する場合だと、片手間で遺品整理をして集客だけ自分たちで行い、あとは下請けに丸投げするというケースも見られています。

このようなトラブルが起こるのは、大抵専門外の業者によるものです。しかし遺品整理というのは、実際にはさまざまな法律が絡む仕事なので、知識やリソースなしで行っていいものではありません。

その前提がある上で、遺品整理専門の業者では遺品整理以外にも、次のような業務を行うことが一般的です。

・貴重品と処分品の仕分け
・遺品の買取・供養
・重要書類・貴重品の捜索
・遺品の梱包
・不用品の処分
・作業後の清掃／特殊清掃
・リフォーム
・不動産整理などの各種手続き

これらは遺品整理業者特有のサービスとなっているため、上記から自分がどんなサービスを求めているのか目星をつけて、提供している業者を厳選してみてください。何の手がかりもなしに業者選びをしても、どれもよさそうに見えて、なかなか判断できなくなってしまうかもしれませんが、ここまでの解説を押さえておけば格段に厳選しやすくなるでしょう。

ぜひ実践で活かしてみてください。

普段なかなか利用する機会のない遺品整理業者は、いざ依頼するとなると勇気のいる決断となるかもしれません。しかし躊躇した結果、遺族だけで遺品整理をしてしまうと、いつまで経っても終わらない作業にめげてしまったり、とんでもないものを捨ててしまうといったトラブルが起こってしまいます。

しかし遺品整理業者を利用すれば、現場判断力に長けたスタッフたちが適切な人数で作業にあたってくれるので、遺族は基本葬儀にだけ注力し、穏やかに故人を弔うことができるでしょう。もちろんそれは、業者をしっかり比較検討した上での話なので、必ず相見積りをとり、納得のいく業者を選ぶようにしてください。